木を見て森を見ず




写真は、明後日開催予定の「森ヨガ」の会場。本日実際にマットを地面に敷いて、具合を確認してきました。
マットを敷いて、しばし佇む。
自然の中に身を置くと、周りにはいろいろな音があるのだと気付きます。
野鳥や虫の鳴き声、時折波のようにやってくるザザザ~という葉擦れの音、全てが邪魔にならないBGMとなって体の中へ沁み渡っていきます。

その後、兼ねてよりじっくりとお話してみたかった素敵な方とお会いすることができました。
振り返ってみて、今日のお話のテーマは「全体性」について、だったように思います。

ヨガでは、「judgeしない」ことを大切にしています。人間は意識がある以上、主観を通して物事をみてしまいます。
あれが正しい、これは間違い・・・
あれは大きい、これは小さい・・・
あれは美しい、これは醜い・・・

目に見えるものに価値をおく社会が加速すればするほど、あらゆることの二極化は免れないことでしょう。

人の目に映る私はどう見えるのか?
私を肯定する価値基準は「いいね」の数では表せません。

自らそれらを手離すと、自ずと新しいなにかがやってくるはずです。
呼吸も然り。
まずは吐き出して空っぽになったら、新しい新鮮な空気が入ってきます。
物事の道理は、きっと出ては入って、出ては入っての繰り返しなんだろうな~と感じています。

私は年を追うごとに自分のことが好きになっています。年を追うごとにワクワク感が増長しています。魂で話ができる諸先輩方と出逢えたことが、人生の宝となっています。

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