自分の内にあるものを信じる

陽の傾きが顕著な夕方のマインドフルネス・コンパッション・ヨガ。窓から目に届く西空の移り変わりに心は呼応するな〜といつも思う。
この日もレッスンの中での体験、またその体験が日常の場面ではどのように起こっているのか沢山話していただきました。

夜は、アムステルダムと繋いで初めてのMBSRのスーパービジョン。緊張しているところに、お向かいさんがホットジンジャーを作って届けてくださり、心も身体もみるみるうちに解れました。


人の優しさ、温かさは本当に沁みます。強張ってる心をも溶かしていく力があります。心と身体に起きることは同じなので、緊張している身体をも解していきます。

そして、その優しさや温かさは実は誰しもが持ち合わせているもの。それこそが『コンパッション』。

自分の中に眠る『コンパッション』に水やりをして丹念に育ててあげる。それが自分をケアすることにつながります。

自分を奮いたたせて目標にまっしぐらになっている時、体はなんて言ってるかな?心はなんて言ってるかな?呼吸はどうなっているかな?

『マインドフルネス・コンパッション・ヨガ』はその瞬間瞬間に起きてることを丁寧に見ていきます。

マインドフルネスとは?

 私たちは、常に何かを考えながら過ごしていますが、ときどきハッと我に返ることがあります。実はこの瞬間に実現している意識の持ちようがマインドフルネスと呼ばれています。我に返るとは、私たちの思考が作り出すフィクションの世界から、「今、ここ」の現実と接している場所へ戻ってくることを意味しています。思考している間は私たちは「今、ここ」に居らず、過去や未来を彷徨っています。ほとんどの場合は「今、ここ」に戻ったとしても、すぐにまたいろいろな考えが浮かんできて「心ここにあらず」の状態になってしまいます。

これでは、目の前にある現実が見えておらず、むしろ夢を見ながら寝ている状態に近いのですが、私たちはそのこと自体にも気づいていません。実はそれが人間の心におけるデフォルトの状態であるとされています。

いわば寝ている状態に対して、「目覚めの状態」がマインドフルネスであるとされています。注意や気づきという認知機能を十分に働かせながら、目の前の現実を自動的に反応・思考しながら見るのではなく、判断や解釈することなくありのままに見ている心の状態と言えるでしょう。

自分に優しく、労って、ケアする

今、必要としていることは自ずと内から出てくるもんだな〜と、きっと思えるようになってきます😊

[ヨガ&マインドフルネス スタジオ 無為風為]

主宰 渡辺みどり

静岡県富士宮市泉町256
tel/ 090-1741-9730
mail/ mdr.ymd@gmail.com
web/ http://www.muifuui.com
Instagram/ @muifuui

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