12/22 キャンドルヨガ

今日は新月と冬至が重なる朔旦冬至。19年に一度の特別な日。
そんな夜に、今年最後のキャンドルヨガという巡り合わせ。

ヒーリングライトの作家さんであるヒロミさんは、いつも私より数時間前に来てセッティングしてくださり、本当にただただ頭が下がるばかりです。

灯火が壁面ガラスに反射して、闇夜に続く回廊のよう…

キャンドルヨガの中でヨガセラピーのメソッドを取り入れ始めて、何回か経験してみましたが、今日はその効果がよく見て取れました。
キャンドルを使わないレッスンと比較すると、格段に動きがゆっくりになっていました。
ただ手を上から下に降ろすというすごく地味な行為に、ゆっくりと時間をかけるというのは実は難しいのです。

なぜ「ゆっくり」が大事なのか?

早く早く…と先ばかりを追い求めるとどうしてもスピードアップしがちです。世の中全体の流れが早いので、心も自然とそれに添わせてしまうのは仕方がないことです。しかし、心ばかりが先んじていってしまうと、今在る身体は置き去りになってしまいます。身体に起きてる現象に鈍感になります。心と身体は二つで一つです。
今身体に起きている現象に気付いてあげる…冷たいのか、温かいのか、痛いのか、気持ちいいのか…
それが「心を今に留める」ヨガの練習の第一歩だと思うのです。丁寧に時間をかけることが身体への慈しみの始まりだと思うのです。

キャンドルの灯りで動きがゆっくりになったということは、皆さんそれぞれが持つ時間の流れが一様にゆっくりになったのかなと思えた嬉しい一夜でした。

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