アシュタンガヨガWS

いつもお世話になっているTorinosu Yoga主催の、井上英樹先生のアシュタンガヨガWSに参加してきました。
細~く細~く続けているアシュタンガヨガも、そろそろ8年くらいになります。あんまり進歩ないですが・・・
最近では、アシュタンガヨガでダイナミックに動かす体のポテンシャルの発見が楽しく、はたまた微細な動きで変化や気付きに意識を向けていく瞑想系のヨガもどっちも面白いな~と。一見、静と動の相反するものが、どっちが正しくてどっちが間違っているというわけではなく、私にとってはどちらもヨガでどちらも楽しいということです。

さて、そんな今日のWSのお話の中で出てきた言葉は、とても私の心を楽にしてくれました。
アシュタンガは現在6thシリーズまであるそうですが、(私は1stのプライマリーシリーズを何年も何年も細く続けている訳ですが・・・)とある先生は「実は7thシリーズなるものがあるんだ」と。
その7thシリーズとは「子育て」だそうです。ま、それはあくまでも例えですが、子育てはヨガに匹敵するくらいに精神鍛錬になっているということです。

家で練習時間をつくるのはなかなか難しく、かといってスタジオに行く・WSに行くという時間は限られ、「いいなー練習行きたいな」「もっとワークショップ行きたいな」と思うこともしばしば。
でもそれはアサナをすることだけに執着していた自分の心が引き起こした我欲。子供ができて、自分の時間が限られているからこそ、ふっと出来た練習の時間に感謝し、練習の間子供達をみてくれている家族に感謝し、今在る私は周りの多くの存在によって支えられているんだということに意識を向けることができれば、それはちゃんとヨガをしていることになるんだよな~と改めて思いました。

また子供と向き合うことは自分と向き合うということ。私の本分は子供達の成長をしっかりと見守ること。それをせずして、自分の時間を作ることばかりに固執するのはやっぱり道から外れてしまっている。子供達は私の写し鏡であり、私がキーっとなっていれば子供もキーっとなっているし、私がピリピリしていれば子供もピリピリ敏感になります。自分と対峙するものは、やはり自分なんだということを子育てを通して学んでいる最中です。

学びは日々の営みの中にたくさん転がっていて、それに気付けるか気付けないかが大切なのですね。だからこそ「子育てはヨガ」という言葉が余計に腑に落ちた今日のWSでした。

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